生活支援業務全般
学校を卒業してすぐに芙蓉会に入所しました。
20歳から27歳まで正規職員として働きました。
結婚を機に退職し、3年ほど主人の転勤先の名古屋市にある幼稚園でパートをしました。
その後、こちらに戻ってきたので芙蓉会に再就職し、1年間育休を挟みながら現在は正規職員として働いています。勤続年数は21年になりますが、感覚的には15年くらいしか経っていないような気がします。
偶然ひょんなことからつつじで実習をさせて頂いたことがきっかけでした。つつじは幼児ではなく成人の方が対象だったので自分には難しいかなと思いましたが、母に「これも何かの縁だから実習してみればいいじゃない」と背中を押されたのもきっかけのひとつでした。
将来は幼稚園、保育園の先生になるのだと思っていましたが、縁があってこちらにお世話になる事になりました。
人を見る目が育まれたことです。
利用者さんが醸し出す空気感、表情、目、しぐさを読むことができるようになりました。
普通の人が気付かない利用者さんの気持ちが分かるようになってくると思います。
利用者さんの表情で、今日はいいことがあったのかな? とか、嬉しいことがあったのかな? と分かるようになりました。歩く足音だけで、「何かいいことあったのかな?」なんてね。
具体的には利用者さんを守るのも私たちの仕事なので毎日が真剣勝負だけど、自分がぴりぴりしていると相手にも伝わるので、「そうなのね~」と穏やかな顔をしつつも、心の中はぴりっとしていないといけないと思います。
でも、とても楽しいですよ
ありますよ。
自分が思っていること、利用者さんが思っていることが違い、大きなお世話だったこともあります。
良かれと思ってご家族に利用者さんの様子を伝えると、利用者さんが家で叱られてしまうことがあるので、内緒にしておいてあげればよかったと思う時もあります。
「利用者さんとご家族の関係を読み違えたなぁ」と思う時があります。利用者さんと支援員だけの関係ではく、ご家族との関係もあるので難しいですね。
利用者さんも、ご家族に気を遣っている場合もあるので、あぁ失敗したなぁと反省することがあります。