本日の一問一答
領域:社会の理解
Dさん(64歳、女性、障害支援区分4、身体障害者手帳2級)は、「障害者総合支援法」の
居宅介護を利用して生活している。この居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっている。
Dさんは65歳になった後のサービスについて心配になり、担当の居宅介護職員に、
「65歳になっても今利用しているサービスは使えるのか」と尋ねてきた。
居宅介護事業所の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための
法律」のことである。
1.Dさんは障害者なので介護保険サービスを利用することはないと伝える。
2.障害者の場合は75歳になると介護保険サービスに移行すると伝える。
3.現在利用しているサービスを継続して利用することができると伝える。
4.継続して利用できるかどうか65歳になった後で検討すると伝える。
5.介護予防のための通所介護(デイサービス)を利用することになると伝える。
解答と解説
■解答
3.現在利用しているサービスを継続して利用することができると伝える。
■解説
1.(×)受給条件を満たしていれば、介護保険サービスは障害の有無にかかわらず利用可能です。
2.(×)障害福祉サービスよりも介護保険サービスが優先されるため、通常は65歳になると介護保険サービスに移行します。特定疾病に該当する場合は、65歳未満でも介護申請を行うことができます。
3.(○)Dさんが利用している居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっているため、現在利用している居宅介護を、介護保険サービスの訪問介護として継続利用できます。
4.(×)継続利用が可能であることは、現段階で判明しています。
5.(×)居宅介護と同じホームヘルプサービスである訪問介護を利用できます。
ささえるラボ編集部です。
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