本日の一問一答
領域:発達と老化の理解
加齢による味覚の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.味蕾(みらい)の数に年齢による違いはない。
2.服用する薬剤で味覚が変化することはない。
3.唾液が増加して味覚が敏感になる。
4.濃い味を好むようになる。
5.口腔(こうくう)ケアは関係ない。
解答と解説
■解答
4.濃い味を好むようになる。
■解説
1.(×)味蕾の数は、加齢に伴って減少します。
2.(×)利尿薬、血圧降下薬、消化性潰瘍治療薬などは、副作用として味覚障害を招くことがあります。
3.(×)加齢により唾液分泌量が減少するため、それに伴って味覚も鈍感になります。
4.(○)味を感じる器官である味蕾が減少するため、味覚が鈍麻し、濃い味を好む傾向がみられま
す。
5.(×)加齢により唾液分泌量が減少するため、自浄作用が低下して舌苔が付きやすくなり、味覚障害につながる可能性が高まります。味覚を維持するためにも、口腔ケアにより清潔を保つことが重要です。
ささえるラボ編集部です。
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