本日の一問一答
領域:社会の理解
Dさん(60歳、女性)は、交通事故で下肢に障害が生じた。現在、入院中のDさんは退院後、在宅での生活を続けるために、「障害者総合支援法」の障害福祉サービス(居宅介護)の利用を希望している。
Dさんが障害福祉サービス(居宅介護)を利用するための最初の手続きとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 地域包括支援センターに相談する。
- 医師の診断書を居住する市町村に提出する。
- 障害福祉サービス(居宅介護)を提供している事業所と契約する。
- 居住する市町村の審査会に、障害福祉サービス(居宅介護)の利用を申し出る。
- 居住する市町村の担当窓口に、障害福祉サービス(居宅介護)の支給申請をする。
解答と解説
■解答
5.居住する市町村の担当窓口に、障害福祉サービス(居宅介護)の支給申請をする。
■解説
1.(×)地域包括支援センターは、介護保険法に基づき、高齢者に関する総合的な支援を行う相談窓口です。障害福祉サービスの利用に際しての申請業務は担当外です。
2.(×)市町村に提出するのは、医師意見書です。
3.(×)障害福祉サービスを提供している事業所と契約するのは、サービスの利用開始時です。
4.(×)市町村審査会は、一次判定の結果を原案として、特記事項や医師意見書の内容を総合的に勘案し、障害支援区分認定の審査判定(二次判定)を行います。
5.(○)障害福祉サービス利用時も、介護保険サービスと同様に、市町村の担当窓口で支給申請を行います。
ささえるラボ編集部です。
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