尿路感染の既往歴のあるご利用者様において、水分摂取が必要となりますが思うように水分摂取が進まない中、職種間で協力しどうすればご利用者様の水分摂取が進むかを考えた事例のご紹介です。
介護老人保健施設では、多(他)職種連携が大切といわれています。
今回は、その多職種連携が具現化できたからこそ、ご利用者様の水分摂取が進められた事例となりました。
水分をなかなか摂っていただけない尿路感染の既往歴があるご利用者様。
施設で用意できる水分の種類が、ほうじ茶かスポーツ飲料、ジュースのみと選択肢が少ないため、
スティックタイプの昆布茶やシイタケ茶、緑茶やレモンティーなどを用意し試しに飲んでいただく事とにしました。
温かい緑茶を提供したところ、「私、緑茶は好きなの」と摂取いただけました。
今後も工夫しながら、ご利用者様一人ひとりに関わっていく事で、水分摂取の重要さをご理解いただけるよう努めていきたいと考えさせられた事例となりました。
また、ご利用者様から好評いただいています給食だよりにも、水分摂取の重要性などをアピールしていきたいと思います。