障がい者(主に知的)が自立した生活をする上で必要な準備を支えています。
私の所属しているチームは、利用者支援において役職や勤続年数に囚われず、意見しやすい環境です。そして、やりたいと思った事を提案し、行動に移すことができます。
私たちの仕事は、家族と離れた利用者が、これから地域で自立した生活(衣服の洗濯や金銭の自己管理等の日常生活)をする上で必要な準備を支える事です。そのため利用者の様々な成長や可能性を妨げないよう支援する事が不安や悩みになります。
その際は、一人で抱え込まず、チームで利用者支援を行っているので、一緒に働く仲間との共有や相談、確認できる体制を取っているため安心して働くことが出来ます。
冗談の言い合いや、仲が良いだけではなく、お互いに良い刺激を与え合いながら働くことが出来る環境でもあります。
私たちの仕事は、障がい者の生活や就労を支える事です。【支える】為には、利用者を取り巻く環境を整えることが大切です。環境とは【物】と【人】があると思います。特に、人的環境を整えていくことが、利用者が安心して暮らせることにつながるのです。
それは、私たちが働く環境にも同じことが言えます。一緒に働く同僚たちをどれだけ大切にできるかや、些細な変化に気づき声を掛け合いながら、「仲間を支えていく」という思いを大切にしています。その思いを後輩たちに引き継いでいきたいと考えております。
そして、そんな人と人のつながりが、自分の仕事や生活の幅を広げてくれるのだと感じています。
私は、高校生と中学生の女の子の母親をしています。産休・育休・短時間勤務と夜勤免除をしていただきながら、必死に仕事と家庭、子育ての両立を図ってきました。
どうしても時間に追われ、仕事をする上でやりたいことが出来ないもどかしさを感じたことがありました。ですが、ある時ふと「皆に助けてもらっているな」と思いました。その時から【感謝】する気持ちが大切だと気づけたことにより、私自身の気持ちも楽になったのを覚えています。
女性を支える制度は必要です。ですが当然ではなく、感謝の気持ちをもちながら、働くことが大切だと思います。
子育て先輩たちにも、自分の娘たちにも、たくさんの事を教えられ、助けられました。そんな中で私自身も一歩ずつ成長してきたと思っています。
「皆さん、ありがとう。」