【法人設立20周年を迎えて】
法人も20年を迎えて改めて時間の経過を考えてしまう。1993年に発起人の母親たちが子どもの将来を考えて、施設建設を目指してから、約30年経過している。6人の父親たちが、各週の日曜日に集まって施設建設のための勉強会や、土地を探すための見学会をしたことがつい先日のように思い出される。ここには、山本現副理事長も参加してくれていた。現在のパサージュいなぎの土地にたどり着くまでに、約4年間を費やした。地元の反対運動もあり、説明会でも、大声で怒鳴られたこともあったが、「どう考えても自分は間違ってない」と思えて、比較的冷静であった。稲城市の支援もあり、法人が設立に至るまでさらに3年費やし、翌年にパサージュいなぎ(入所施設)が開所した。
社会福祉法人 正夢の会 理事長 市川宏伸
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