わらしべでやっぱり大事にしたいっていうのは、必ず何歳になっても人間は発達し続けるっていう。「もうここでおしまい」っていうことはない。
『まず、話を聞きましょう!』わらしべ舎では、言い分を聞いて、知的障がいというハンディがあるので、社会的にやってダメなことはいっぱいあろうかと思うんですが、「うんどうしたの、それでどうなったの、へえそう。それでどんな気持ちした?」っていうふうな感じで話をまず順をして聞いて。そこから「だけどね、それって自分がされたら嫌でしょう、ねえ嫌だよね。自分がされて嫌なことは人にしてあげても、人がされたら嫌だと思わない?」なんていうことを言ったりしています。なかなか言葉でのコミュニケーションがとれない人もいますが、やっぱり注意するときでも褒めるときでもメリハリをつけて。注意するときにはきっぱりした口調で「それはしてはいけないことです」、褒めるときはニコニコして「よくやった」(拍手)っていう、それがやっぱり本人たちにすごくわかりやすい支援の仕方かなと思います。