指定障害者支援施設上松荘のストーリー3│【マイナビ福祉・介護のシゴト】介護求人・転職情報

指定障害者支援施設上松荘ストーリー3

法人職員インタビュー「児童養護施設木曽ねざめ学園 心理指導員 坂井映一さん」

児童養護施設に勤務している坂井さん。
現在の仕事内容などお聞きしました。

地元に戻るきっかけ

■本日はよろしくお願いします。
坂井 よろしくお願いします。

■長野県から静岡県の大学に進学されて、長野県に戻ってきました。坂井さんの就職の決め手になったものは?
坂井 地元の松本市で開催されていた就職説明会に参加した時にブースがあり、話を聞けたことが一番の理由です。

■教育学部の心理教育学科を卒業したという事ですが、元から子どもに関わる仕事に興味があったんですか?
坂井 はい、勉強をしている中で児童養護施設の存在を知り、実習することで自分の中でこの世界に行ってみたいという思いが強くあり決めました。大学で学んだことを長野県に戻ってきて活かすにはここしかないと思いました。

仕事内容について

■坂井さんは現在、木曽ねざめ学園にて「主任心理士」という職務に就いていますが仕事内容について教えてください。
坂井 児童養護施設は様々な理由により家で生活できない子どもたちが過ごす場所です。課題を抱えている子どもたちへのケアや、就学関係の対応など多岐に渡ります。

■生活だけでなく、「こころ」のケアを中心に見るのは大変ではないですか?
坂井 伝えたいことがあっても一人ひとり個性があって、興奮状態だったり明らかにこちらの話が聞けない状態の姿を見せてきた時は対応に悩まされました。

■ほかにこんな仕事もしています!というのはありますか?
坂井 地域貢献の一環として各町村や法人内の障がい者総合支援センターが行っている療育事業へ参加し、子どもと遊んだり保護者と座談会をします。発達支援センターでは子どもの心理ケア(プレイセラピー)を行っています。

休日や法人について

■ねざめ学園でも、地域にとっても必要不可欠な存在ですね。そんな坂井さんですが、休日はどんな過ごし方をしていますか?
坂井 家族でゆっくり過ごすことがメインです。以前はライブに行ったりもしていました。

■坂井さんとは音楽の話が合うので「フェス行きたいね!」という話しますよね。
坂井 そうですね、早く終息してくれたらうれしいです(笑) 発端も法人内の懇親会や行事で知りましたよね。他の事業所の皆さんと交流する場も用意されていたり研修を通してスキルアップを図ろうとしてくれるところも法人の良い部分です。

■就職して14年目を迎えますが、今まで働いていてよかったことは何ですか?
坂井 自分に足りないところを沢山気付かせてもらえているところです。働きだしてからも身につけるべきものが沢山あることに気付き模索しながら仕事をしていますが苦痛ではありません。

最後に

■最後に坂井さんから、就職を考えている方にメッセージをお願いします!
坂井 一番のケアは大人が寄り添って子どもと共に生活を送ることです。一緒にどんな支援が出来るのか考えながら仕事をして行けたらと思っています。いつでもお持ちしています!

■ありがとうございました!