現在21の事業所をもつ “ あいセーフティネット ” がどのように誕生
したのかをご紹介します。
1980年に開設された当時の天本病院(80床)
あいセーフティネットの礎となる天本病院が設立された頃は、
認知症の高齢者は世間から隔離され、「人里離れた老人病院」
に収容されるという時代でした。
そんな中、天本宏は「暮らしの場での高齢者医療」を提唱し、
ベッドタウンとして宅地開発が進んでいた多摩ニュータウンの
市街地で天本病院を開設。当初から訪問診療も開始しました。
地域全体を病棟ととらえ、医療サービスを地域にデリバリー
するという姿勢はその後40年以上に渡り引き継がれています。
「歳を重ねても、認知症になっても、住み慣れた地域で
安心して暮らし続けられるように」という強い信念が、
現在の “ あいセーフティネット ” まで発展しました。