住宅型有料老人ホーム大曲椿のストーリー│【マイナビ福祉・介護のシゴト】介護求人・転職情報

住宅型有料老人ホーム大曲椿ストーリー

高齢者支援で大切なこと

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じであり、個人として尊重されたい、理解されたいという思いは同じです。

その人らしい生活を支える

昔は農業をしていました。「散歩に行ってくる」と向かった先は庭。外のウッドデッキに座り、始めたことは雑草抜き。「雑草は根と種で広がっていくんだよ」「みみずは栄養をくれるからそのままにしていて大丈夫」生き生きした顔で、今までの知識や経験を楽しそうにお話してくれました。
毎日一緒に雑草を抜くのはいいかもしれない。今まで培った経験と慣れ親しんだ習慣。太陽にも浴びれて、活動的に過ごすことができる。色んな体勢をとりながら、立ち上がり動作も多い。最高のケアがここにはある。
高齢者にとっては、生活の中に「役割」を見出し、自分は必要とされていると感じることが生きがいへつながる。さらに、高齢者は要介護状態になっても、生活の場を自宅から施設へ移したとしても、「役割」を見出し、生きがいを感じながら生活することが非常に重要である。
だから尚、雑草抜きという仕事は、この方にとって最高の役割なのかもしれない。