私たち祉友会が取り組んできた事例をご紹介します
Aさんは2人の娘と3人で暮らしていましたが、難病によって半身まひと高次脳機能障害となり、2人の子供を家に残してリバティ神戸へ入所することとなりました。Aさんは、子供だけの家で長女に次女の世話をしてもらい、自分は親として子供に何もしてやれないことを悩み、自暴自棄になっていました。
施設ではAさんとの面談を継続し、「親として、Aさんが障害があっても一生懸命に生活する姿を見せることも、子育てだと思いますよ。」などの話し合いを続けたことでAさんは少しづつ自分を取り戻し、前向きになっていきました。
その後、小学生だったAさんの次女は、Aさんの兄弟のご家庭に受け入れてもらうことで中学~高校と進学し、今では新しい家庭を築いておられます。