救世軍愛光園は、広島県呉市内の瀬戸内海に面した場所にあります。様々な事情から家族と一緒に暮らすことが難しい状況にある子どもたちをお預かりしています。
生活支援スタッフ(児童指導員・保育士の有資格者)を中心に施設長ほか心理職、調理員、事務員などの各職種の職員がそれぞれの役割を果たしながら、子どもたちの暮しをサポートしています。
■子どもたちのくらし
建物の中は4つのユニット(小規模生活単位)に分かれていて、幼児ユニット、小学生から高校生の男女別ユニットが3つあります。ユニットにはリビングやキッチン、お風呂、トイレなど暮しに必要な機能が揃っており子どもたちの主体性を尊重しながら、子どもたちとスタッフが工夫しながら暮らしを作っています。小学生から高校生までのユニットでは個室を基本とした部屋づくりとなっており、子どもひとりひとりがパーソナルスペースを持てるようにしています。
幼稚園・小学校・中学校は近隣地域の学校へ通い、高校生は本人の希望する学校へ通っています。進路は子どもとスタッフで一緒に考え、支援を行っています。学校との連携を密に行い子どもの学校生活が支えられるようにしています。
愛光園では1年を通して子どもたちと季節のイベントを楽しめるように計画して、お花見や海水浴、旅行、BBQ、クリスマス会などのイベントを行っています。また、サッカー、野球などのスポーツ観戦や演奏会などへの招待行事もあります。
「食」への支援も行っており、子どもたちの意見を取り入れながらこんだてを考えたり、季節に合わせた食事を提供したり、誕生日の子には希望する食事を提供しています。また、ユニット内で子どもが自由に調理することもでき、お菓子作り、軽食を用意するなど食を楽しめるような活動も行っています。
■家族との交流
愛光園で暮らしている間も子どもと家族がつながり持てるように手紙や電話のやり取りや外出・外泊などの交流を行っています。家族との交流は子どもの意向(思い)や保護者の意向(思い)を大切にしながら内容を整え、関係機関と連携しながら支援を行っています。
施設名 | 救世軍愛光園 |
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所在地 | 〒737-0862 広島県 呉市 狩留賀町3番5号 |
アクセス |
電車 JR西日本 JR呉線 かるが浜駅 徒歩5分
バス 広電バス吉浦天応線「かるが」バス停 車 クレアライン天応西IC |
従業員数 | 30名 |
サービス形態 | 児童福祉関連 |
法人名 | 社会福祉法人救世軍社会事業団 |