第36回介護福祉士国家試験 対策問題(人間関係とコミュニケーション)3
■問題
Bさん(80歳、女性)は、介護老人保健施設に入所が決まった。今日はBさんが施設に入所する日であり、C介護福祉職が担当者になった。C介護福祉職は、初対面のBさんとの信頼関係の形成に向けて取り組んだ。
C介護福祉職のBさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.自発的な関わりをもつことを控えた。
2.真正面に座って面談をした。
3.自分から進んで自己紹介をした。
4.終始、手を握りながら話をした。
5.孫のような口調で語りかけた。
解答と解説
■解答
3.自分から進んで自己紹介をした。
■解説
1.(×)自発的な関わりを控えていてはコミュニケーションが取れず、信頼関係の構築も難しくなります。
2.(×)真正面に座るよりも、斜め45度の位置に座る方が圧迫感を感じにくくなるため、リラックスして話をするためには効果的です。
3.(○)自ら進んで自己開示していく姿勢は、信頼関係を築く上でも助けになります。
4.(×)信頼関係が構築される前の身体的な接触は、相手に不快感を与えるおそれがあります。
5.(×)介護福祉職として適切な口調や言葉遣いを心得る必要があります。
ささえるラボ編集部です。
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