第36回介護福祉士国家試験 対策問題(障害の理解)9
■問題
上田敏の障害受容のモデルにおける受容期の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.受傷直後である。
2.障害の状態を否認する。
3.リハビリテーションによって機能回復に取り組む。
4.障害のため何もできないと捉える。
5.障害に対する価値観を転換し、積極的な生活態度になる。
解答と解説
■解答
5.障害に対する価値観を転換し、積極的な生活態度になる。
■解説
1.(×)受傷直後は、ショック期となります。
2.(×)障害の状態を否認するのは、否認期です。
3.(×)リハビリテーションによって機能回復に取り組むのは、努力期です。
4.(×)障害のため何もできないと捉えるのは、混乱期です。
5.(○)受容期では、障害に対する価値観を転換し、積極的な生活態度になります。障害に適応する最終段階であり、価値転換を行って残された機能の活用を模索するなど、人生を前向きに捉えるようになります。
ささえるラボ編集部です。
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