中野区立弥生福祉作業所のストーリー4│【マイナビ福祉・介護のシゴト】介護求人・転職情報

中野区立弥生福祉作業所ストーリー4

【法人設立20周年を迎えて】

法人も20年を迎えて改めて時間の経過を考えてしまう。1993年に発起人の母親たちが子どもの将来を考えて、施設建設を目指してから、約30年経過している。6人の父親たちが、各週の日曜日に集まって施設建設のための勉強会や、土地を探すための見学会をしたことがつい先日のように思い出される。ここには、山本現副理事長も参加してくれていた。現在のパサージュいなぎの土地にたどり着くまでに、約4年間を費やした。地元の反対運動もあり、説明会でも、大声で怒鳴られたこともあったが、「どう考えても自分は間違ってない」と思えて、比較的冷静であった。稲城市の支援もあり、法人が設立に至るまでさらに3年費やし、翌年にパサージュいなぎ(入所施設)が開所した。

社会福祉法人 正夢の会 理事長 市川宏伸

新型コロナウイルス感染症に伴い、式典はオンラインで開催いたしました。配信場所は、パサージュいなぎです。式典を終えて、記念講演をして頂いた「大屋滋様」と一緒に記念撮影しました♪

新型コロナウイルス感染症に伴い、式典はオンラインで開催いたしました。配信場所は、パサージュいなぎです。式典を終えて、記念講演をして頂いた「大屋滋様」と一緒に記念撮影しました♪

【法人設立20周年を迎えて】

稲城市でスタートしたが、多摩市、昭島市、中野区、日の出町にも拡大しており、はじめ30人であったスタッフも現在は、非常勤等を加えて400名を超えている。それぞれの行政にお世話になっていることを感謝しなければならない。現在パサージュいなぎの隣地に、高齢者、強度行動障害者を対象としたグループホームの建設に取り組んでいる。これからも、これまで以上に熱意をもって取り組んで行きたい。
 
社会福祉法人 正夢の会 理事長 市川宏伸