住み慣れた地域で最期のときまで生ききることを支える
ここ四谷坂町には、仲の良い姉妹が住んでいました。物忘れが進んだお姉さんを妹さんが助けながら、お姉さんが脳梗塞で倒れた後も、2年の時をご自宅で一緒に過ごしました。
お姉さんが旅立ったあとは、妹さんの物忘れが徐々にすすみましたが、多くの人の力を借りて10年近く自宅で過ごされ、看取ることができました。
このお二人を仕事を続けながら看取った娘さんの「生まれ育ったこの家が地域の役に立てないか」という想いと、長年この地域で訪問看護ステーションを運営してきた私たちの、住み慣れた地域で最期まで過ごしてほしいという思いがあわさって、坂町ミモザの家が誕生しました。
家庭的で小規模な「家」を目指して、利用者と家族の想いがかなう生活が送れるよう、日々奮闘しています。
もっと見る