本日の一問一答
領域:認知症の理解
うつ病(depression)による仮性認知症(pseudodementia)と比べて認知症(dementia)に特徴的な事柄として、適切なものを1つ選びなさい。
1.判断障害がみられることが多い。
2.不眠を訴えることが多い。
3.誇張して訴えることが多い。
4.希死念慮がみられることが多い。
5.抗うつ薬が効果的であることが多い。
解答と解説
■解答
1.判断障害がみられることが多い。
■解説
1.(○)仮性認知症では、応答に時間を要するだけで正しく判断することが可能です。判断障害は、認知症にみられる特徴的な症状の一つです。
2.(×)不眠は、認知症でも仮性認知症でもみられる非特異的な症状です。
3.(×)誇張や作り話で病気や不調を訴える行動は、作為症(虚偽性障害)やうつ病などでみられます。
4.(×)繰り返し死にたいと考える希死念慮は、うつ病でみられる症状です。うつ病が原因となる仮性認知症でもみられます。
5.(×)抗うつ薬が効果的であることが多いのは、仮性認知症です。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。