第36回介護福祉士国家試験 対策問題(コミュニケーション技術)6
■問題
利用者の家族と信頼関係を形成するための留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.家族の希望を優先する。
2.話し合いの機会を丁寧にもつ。
3.一度形成した信頼関係は、変わらずに継続すると考える。
4.家族に対して、「こうすれば良い」と指示を出す。
5.介護は全面的に介護福祉職に任せてもらう。
解答と解説
■解答
2.話し合いの機会を丁寧にもつ。
■解説
1.(×)家族の希望も傾聴すべきですが、最も尊重されるのは利用者本人の希望です。
2.(○)話し合いの機会をつくってコミュニケーションを図り、家族が抱える悩みや不安を受容することは、信頼関係を形成する上で欠かせないステップです。
3.(×)良好な信頼関係が一度形成されたとしても、言葉遣いや何気ない対応一つで破綻してしまうことがあります。
4.(×)「こうすれば良い」という押し付けではなく、「こうしたらどうでしょう」という提案をし、家族と一緒に模索する姿勢が望まれます。
5.(×)家族だからこそできるサポートも重要であり、介護福祉職と家族がチームとなって共に介護を行います。
ささえるラボ編集部です。
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