本日の一問一答
領域:生活支援技術
入浴の身体への作用を踏まえた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.浮力作用があるため、食後すぐの入浴は避ける。
2.浮力作用があるため、入浴中に関節運動を促す。
3.静水圧作用があるため、入浴後に水分補給をする。
4.静水圧作用があるため、入浴前にトイレに誘導する。
5.温熱作用があるため、お湯につかる時間を短くする。
解答と解説
■解答
2.浮力作用があるため、入浴中に関節運動を促す。
■解説
1.(×)食後すぐの入浴は、消化吸収機能を低下させるため、避けます。
2.(○)浮力作用があるため、身体が軽くなり、緊張がゆるんで筋肉や関節を動かしやすくなりま
す。入浴中に関節運動を促すことは適切な対応です。
3.(×)静水圧とは、体表にかかる水圧のことです。入浴後の水分補給は、脱水症状を予防する目的で行うものであり、静水圧作用とは関連しません。
4.(×)入浴前のトイレ誘導は、途中で尿意や便意を催すことで入浴が中断するのを避けるために行います。
5.(×)温熱作用により、血流量の増加やリラックス効果が期待できます。長すぎる入浴ではデメリットが伴いますが、必ずしも短くする必要はありません。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。