本日の一問一答
領域:生活支援技術
四肢麻痺(ししまひ)の利用者の手浴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.仰臥位(背臥位)で行う。
2.手指は、30分以上お湯に浸す。
3.手関節を支えながら洗う。
4.指間は、強く洗う。
5.指間は、自然乾燥させる。
解答と解説
■解答
3.手関節を支えながら洗う。
■解説
1.(×)仰臥位(背臥位)では肩や肘に負担がかかるため、上半身を起こしたファーラー位(半座位)やセミファーラー位などで実施することが適切です。
2.(×)30分以上お湯に浸すことは、手指に限らず身体的負担が大きいため避けます。
3.(○)手関節を支え、関節に負担がかからないよう保護しながら洗うことが適切です。
4.(×)指間は麻痺のある部位であり、優しく丁寧に洗うことが適切です。
5.(×)自然乾燥させると気化熱が生じるため、利用者は冷えを感じて不快になります。手浴後皮膚に残った水分は、柔らかいタオルで素早く拭き取ることが適切です。
ささえるラボ編集部です。
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