第36回介護福祉士国家試験 対策問題(認知症の理解)8
■問題
認知症ケアパスに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.都道府県ごとに作られるものである。
2.介護保険制度の地域密着型サービスの1つである。
3.認知症(dementia)の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたものである。
4.レスパイトケアとも呼ばれるものである。
5.介護支援専門員(ケアマネジャー)が中心になって作成する。
解答と解説
■解答
3.認知症(dementia)の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたものである。
■解説
1.(×)認知症ケアパスは、市町村ごとに作られています。
2.(×)地域密着型サービスは介護保険サービスの一類型であり、認知症ケアパスは該当しません。
3.(○)認知症の人やその家族が、いつ、どこで、どのような医療や介護サービスを受ければよいかを標準的に示したものです。各自治体のホームページで配布窓口や内容が公開され、住民がいつでも情報を得られるようにされています。
4.(×)レスパイトケアは、ショートステイなどのサービスを利用することで、在宅で介護を担っている介護者が一時的に介護から離れて休息できるよう支援することです。
5.(×)市町村の自治体担当者などが中心となって作成されます。
ささえるラボ編集部です。
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