本日のお悩み
仕事の合間によくドラマの話をします。
ドラマが最終回をそろそろ迎えますが、どうして介護職のドラマはあまりないのでしょうか。
もっと取り上げられても良いと思います!
同感です!夢を与えられるようなドラマがいいですね!
回答者
病院などでの医師や看護師などを主役にしたドラマは多数あるのに、介護についてのドラマは少ないですよね。
■原因は、表現の難しさ、スポンサーのつきにくさ…
以前、月9ドラマで介護が一部のテーマに取り上げられたことがありましたが、不適切な内容があるのではということで、介護の専門職団体がテレビ局へ抗議文を出したことがありました。
また病院に比べ、介護の方はドラマを制作する上で必要なスポンサーがなかなかつきにくく、介護関係のドラマが少ないなどと一般的に言われています。
表現が難しい、製作費が捻出しづらい・・・、そのあたりからドラマが少ないのではないかと言われています。
私個人としてはご質問と同感で、もっと取り上げられるべきだと思っています。
在宅介護にも施設介護にも様々なストーリーがありますよね。
利用者様の生きてきた歴史をひも解いていくテーマでもいいと思いますし、介護職の魅力を伝えるものがあってもいいと思います。
■情報発信は、個人でも!
とはいえ、いつ実現するかわからないドラマを待っていても魅力は伝えられません。
私個人としても様々な場面で介護の仕事を知って頂けるよう情報発信をしていきたいと思っております。
例えば、利用者様の子どもの頃からの写真を紡いで一つのストーリーにするナラティブケアという考え方を実践している介護施設があります。
この介護施設ではご家族や職員に向けてこの情報を見せているのですが、この映像をSNSにアップしましたら多くの反響があり、高齢者の理解につながったことがありました。
ドラマでなくても今は様々な方法、ツールで情報発信することができます。
自分でできることを見つけて、情報発信して介護職ががんばっている姿、介護職の仕事への想いなどもっと知って頂きましょう。
株式会社コンソーシアムジャパン 代表取締役
有限会社ケアステーション大空 代表取締役
一般社団法人日本介護協会 理事長