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ささえるラボ編集部です。 福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! 「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。
特別養護老人ホームで介護職経験のあるライターが作成しました!
介護業界に転職するために知っておきたいこと
介護職は、特別な資格がなくても始めることができ、未経験の状態からスキルアップを目指せる職業です。介護の現場は、未経験者のためにOJT(On the Job Training)が充実していたり、先輩スタッフがサポートしてくれたりと、チャレンジしやすい環境であることが多いようです。働きながら介護福祉士などの資格を取得することもできます。
また、介護業界の業務内容は多岐にわたり、施設やサービスの種類などによって働く時間帯や休みの取り方なども変わります。ライフスタイルに合った働き方を自由に選ぶことができるのはうれしいポイントです。
■1.施設・サービスの種類と仕事の内容
■通所型サービス
基本的に勤務時間は日中になるため、生活リズムが安定しやすいというメリットがあります。
・大規模デイサービス(1日の利用定員の目安:25人以上)
・中規模デイサービス(1日の利用定員の目安:19人以上)
・小規模デイサービス(1日の利用定員の目安:18人以下)
■入所型・住居型サービス
例えば、早番(7:00~16:00)、日勤(10:00~19:00)、遅番(13:00~22:00)、夜勤(21:00~7:30※休憩を2回挟む)というように、フロアに介護職員がいない時間帯がないようにシフトが組まれます。利用者にとって、施設は生活の場。介護職員は、日常生活のあらゆる場面に寄り添うため、介護のスキルがどんどん高まっていくでしょう。
いずれの場合も要介護度の高い利用者の介助となるため、転倒や誤飲の恐れがないか、緊張感を持って目を配る必要があります。瞬時にやるべきことを判断し、体を動かすことができる人にはピッタリの職場でしょう。
元気な利用者が多く、問題がなければ外出することもできるため、例えば買い物の付き添いやクリーニングの代行など、介護職員に任される業務内容が幅広いことも珍しくありません。ホスピタリティーにあふれ、利用者からの要望に丁寧な対応ができる人には合っている職場でしょう。
■訪問型サービス
また、掃除洗濯、食事の調理、乗り物への移乗など生活援助も大事な仕事です。滞在時間は30~90分程度で、限られた時間内に効率的に業務をこなす力が必要とされます。
■2.介護業界にはどんな職種があるの?
・訪問介護員
・事務関係職
・清掃
・リネン
■3.介護業界で活躍している人はこんな人!
出典:厚生労働省 介護業界で働いてみませんか~ハローワークで聞いてみよう!~
■皆で協力して物事を進めるのが好き
■人の役に立ちたいという気持ちが強い
■新しいことに挑戦するとワクワクする
■人とコミュニケーションを取るのが好き
■皆で協力して物事を進めるのが好き
■人の役に立ちたいという気持ちが強い
■新しいことに挑戦するとワクワクする
入職までの大まかな流れ
2.見学会に参加
3.採用面接
4.契約・就業スタート
■1.情報収集
福祉・介護業界を専門とする情報サイトがリサーチに便利です。希望する「職種」「地域」「雇用形態」などから自分に合った求人情報をチェックすることができます。
■2.見学会に参加
「介護の仕事に興味はあるけれど、実際の様子を見てから決めたい」「職場の雰囲気を自分の感覚で確かめたい」などと感じている人は、自治体のウェブサイトなどから申し込んで参加してみましょう。
■3.採用面接
■4.契約・就業スタート
転職活動を行ううえで準備すること

■1.必要書類・提出日はしっかりチェック!
【面接に向けて準備するものの例】
■職務経歴書:これまで所属していた会社をすべて記載します。家族の介護や育児などでブランクがある場合は、理由とともに明記しておきましょう。
■証明写真:正面を向き、胸より上がおさまっている写真を使用します。
■印鑑:履歴書や契約書類に捺印を求められる場合があります。
■資格証明書など:福祉系の資格証明書や運転免許証があればコピーを提出します。
■2.見学会や面接時の服装・身だしなみ
また、室内用のシューズは新しいもの(外で使用したことがないもの)を持参しましょう。ひも付きの靴は安全性の観点から不可であることが多いです。面接時はスーツ着用が基本ですが、用意が難しい場合はオフィスカジュアルスタイルで臨みましょう。当日は家を出る前に、シャツの襟がよれていないか、爪は伸びていないかなど、基本的な身だしなみをチェックしておきましょう。
選考対策
■1.履歴書を書くときのポイント
また、志望動機や自己PRは空欄にせず、応募先への想いや自分の強みを伝えましょう。レクリエーションに力を入れている施設であれば、趣味のスポーツや手芸などが評価されることもあります。
■2.面接を成功させるためのポイント
介護職のやりがいと大変さ
しかし、介護の仕事ならではの大変さもあります。体がうまく動かせない利用者の身体介助は、要介護度が上がるほど腰や膝に負担がかかります。また、シフト制の働き方に慣れるまでは生活リズムが乱れがち。自分自身のケアも大事な仕事の1つとなります。それから、認知機能が低下した利用者とコミュニケーションをうまく取れず、精神的に負担がかかることも。1人で抱え込まず誰かに相談できる環境をつくることも大切です。
最後に:しっかり準備をし、転職活動を成功させましょう!
介護業界についてしっかり調べて準備をしておくことで、転職後の未来はさらに明るくなるはずです。
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