本日の一問一答
領域:医療的ケア
口腔内(こうくうない)・鼻腔内(びくうない)の喀痰吸引(かくたんきゅういん)に必要な物品の管理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.吸引チューブの保管方法のうち、乾燥法では、浸漬法(しんしほう)に比べて短時間で細菌が死滅する。
2.浸漬法で用いる消毒液は、72時間を目安に交換する。
3.吸引チューブの洗浄には、アルコール消毒液を用いる。
4.吸引チューブの洗浄水は、24時間を目安に交換する。
5.吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄する。
解答と解説
■解答
5.吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄する。
■解説
1.(×)乾燥法(乾燥させて保管する方法)よりも、浸漬法(消毒液に漬けて保管する方法)のほうが短時間で細菌が死滅します。
2.(×)浸漬法で用いる消毒液は、24時間を目安に交換することが推奨されています。
3.(×)チューブ外側は、清浄綿などを使って拭きます。内側は、口・鼻腔吸引用は水道水、気管内吸引用は滅菌水で洗浄します。
4.(×)吸引チューブの洗浄水は、8時間を目安に交換することが推奨されています。
5.(○)吸引の停止や故障を引き起こす原因となるため、吸引びんがいっぱいになる前に破棄します。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。