本日の一問一答
領域:生活支援技術
高齢者施設で利用者の死後に行うデスカンファレンス(death conference)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.ボランティアに参加を求める。
2.ケアを振り返り、悲しみを共有する。
3.利用者の死亡直後に行う。
4.個人の責任や反省点を追及する。
5.自分の感情は抑える。
解答と解説
■解答
2.ケアを振り返り、悲しみを共有する。
■解説
1.(×)デスカンファレンスは高齢者施設のスタッフ間で行うものであり、ボランティアの参加を求める必要はありません。
2.(○)看取りケアを振り返って悲しみを共有することで、ケアを提供するスタッフ同士がサポートし合い、精神的な健康を保つことは重要な取り組みです。
3.(×)おおむね1か月以内が実施の目安であり、死亡直後である必要はありません。
4.(×)デスカンファレンスでケアの改善点が明確になることもありますが、個人の責任や反省点を追及する場ではありません。
5.(×)自身の感情を開放して共有することは、正常な悲しみと立ち直りのプロセスを歩むことであり、自身のグリーフケアにつながります。
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