本日の一問一答
領域:介護の基本
利用者の自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.ごみの分別がわからない利用者だったので、その場でごみを分別した。
2.利用者の自宅の冷蔵庫の中が片づいていないので、整理整頓した。
3.トイレ誘導した利用者の尿パッドを、本人に配慮して無言で取り替えた。
4.服薬時に、薬を飲むように促して、そばで確認した。
5.利用者が居間でテレビを見ているそばで、洗濯物を畳んだ。
解答と解説
■解答
4.服薬時に、薬を飲むように促して、そばで確認した。
■解説
1.(×)介護福祉職が分別してしまうと、見守り的援助にはなりません。
2.(×)片づいていないと感じたのは介護福祉職の主観であり、利用者にとっては使いやすい状態であった可能性もあるため、自己判断で整理整頓することは不適切です。
3.(×)利用者本人への配慮や清潔保持は大切ですが、無言で行うことは不適切であり、利用者が安心できるような声かけを実践すべきです。
4.(○)利用者の自立を支援するため、安全に留意した上で服薬を促し、そばで確認することは、適切な見守り的援助となります。
5.(×)介護福祉職が洗濯物を畳んでしまうと、見守り的援助にはなりません。
ささえるラボ編集部です。
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