本日の一問一答
領域:介護の基本
施設利用者の多様な生活に配慮した介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.夜型の生活習慣がある人に、施設の就寝時刻に合わせてもらった。
2.化粧を毎日していた人に、シーツが汚れるため、化粧をやめてもらった。
3.本に囲まれた生活をしてきた人に、散乱している本を捨ててもらった。
4.自宅で畳に布団を敷いて寝ていた人に、ベッドで寝てもらった。
5.自宅で夜間に入浴をしていた人に、夕食後に入浴してもらった。
解答と解説
■解答
5.自宅で夜間に入浴をしていた人に、夕食後に入浴してもらった。
■解説
1.(×)施設の規則に合わせているのであり、利用者の生活習慣に配慮してはいません。
2.(×)シーツが汚れて困るのは施設側の都合であり、利用者の好みや習慣を尊重していません。
3.(×)あくまでも本人の意思が尊重されるべきであり、介護福祉職のみの判断で本を捨ててもらうことは不適切な対応です。
4.(×)布団を敷いて寝たいと希望している可能性が高く、施設側の都合を優先していることになります。より良い方法を一緒に考える姿勢が求められます。
5.(○)利用者の生活習慣を尊重して入浴時間を調整することは、多様な生活に配慮した適切な対応だといえます。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。