本日のお悩み
介護職をしていることが恥ずかしいと思ってしまい、悩んでいます。
以前友人に「介護職は誰でもできる仕事だ、介護職をしなければいけないくらいどこも雇ってくれないのか?」と言われたこともあり、確かにそうかもしれないなとも思います。
介護職はいい仕事だ、必要だと最近もてはやされていますが、実際の見られ方はそうではないですよね…。
自分自身に「問い」を立ててみては。
お仕事って本当にたくさんの種類があり、それぞれが社会において、大事な役割を果たしているのですよね。
私はそのたくさんの仕事の中から、「介護」という仕事を選択し、頑張って働いているご質問者さんのことをとても素敵に思いますし、尊敬いたします。
■「介護」という仕事に対する人の見方はさまざま
私自身も、介護現場での仕事ではないですが、介護という仕事に関わらせていただいていることを誇りに思いますし、幸せに思います。
だから、この仕事に関わり続けていきたいと願っています。
でも、「介護」という仕事に対する人の見方はさまざまです。
私のように思う人もいれば、ご友人のように感じられる方もいて不思議ではありません。
なぜなら、人により価値観は異なるからです。
■あなた自身は介護の仕事をどう感じていますか?
ご質問者さんの真の思いはどこにあるのか?自分自身に「問い」を立ててみてはいかがでしょうか。
「自分は介護という仕事をどう思っているのか。」
「介護という仕事が本当に好きなのか。」
「介護の仕事をこれからも続けたいのか。」
人がこう言っているからとか、マスコミがこう伝えているからとか、いろいろと外野の声は気になるかもしれません。
でも、一番大切なのは、自分自身がどう感じているかだと思います。
■結論によっては退職も選択肢に
「本当に恥ずかしいと感じているのですか。」
もう一度、自分自身に問いかけてみてください。
人が言うからでなく、自分自身の心に問いかけてみてください。
そのうえで、やはり「恥ずかしい」という答えが出たのであれば、進退を考えてもいいかもしれませんね。
それは、その思いのまま続けることは、自分にとっても、自分の周りの方や利用者さんにとっても、不幸なことに繋がりかねないからです。
■あなた自身の価値観で、自分の人生を歩んで
自分の価値観を人に押し付ける方っていますよね。
私の周りにもたくさんいます。
でも、その方々はご質問者の人生に対して、責任は取ってくれないのですよ。
ぜひとも、自分自身の真の思いを大切にしてください。
その上で、最終的に「介護」という仕事の選択をされたとすれば、私はとてもうれしく思います。
■最後に
じっくりと自分自身への「問い」を考えてみてください。
そこに答えがあるはずです。
福岡福祉向上委員会 代表