第35回介護福祉士国家試験 対策問題(障害の理解)
■問題
「障害者総合支援法」で定める協議会に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
1.当事者・家族以外の専門家で構成する。
2.療育手帳を交付する。
3.相談支援専門員を配置しなければならない。
4.国が設置する。
5.地域の実情に応じた支援体制の整備について協議を行う。
解答と解説
■解答
5.地域の実情に応じた支援体制の整備について協議を行う。
■解説
1.(×)関係機関、関係団体、福祉・医療・教育・雇用に関連する職務従事者や関係者に加え、当事者・家族も協議会の構成員に含まれています(障害者総合支援法第89条の3第1項)。
2.(×)療育手帳の交付は、都道府県知事、指定都市市長、児童相談所を設置する中核市の市長が行います。
3.(×)相談支援専門員が配置されるのは、相談支援事業所や基幹相談支援センターです。協議会に相談支援専門員の配置義務はありません。
4.(×)協議会は地方公共団体が設置します(障害者総合支援法第89条の3第1項)。
5.(○)障害者総合支援法に基づく協議会は、地域の実情に応じた支援体制の整備について協議を行います(障害者総合支援法第89条の3第2項)。
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