第36回介護福祉士国家試験 対策問題(生活支援技術)15
■問題
介護予防教室で介護福祉職が行う安定した歩行に関する助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.「歩幅を狭くしましょう」
2.「腕の振りを小さくしましょう」
3.「足元を見ながら歩きましょう」
4.「後ろの足のつま先で地面を蹴って踏み出しましょう」
5.「つま先から足をつきましょう」
解答と解説
■解答
4.「後ろの足のつま先で地面を蹴って踏み出しましょう」
■解説
1.(×)歩幅を狭くすると足が上がらずつまずきやすくなるため、少し広めにするよう助言します。
2.(×)腕の振りを小さくすると足が振り出しにくくなるため、軽く腕を曲げて前後にしっかりと振るよう助言します。
3.(×)足元を見ながら歩くと前傾姿勢になり、周囲の人や物に気付かずぶつかるおそれがあります。目線を上げて視野を広く保つよう助言します。
4.(○)後ろの足のつま先で地面を蹴って踏み出すことで、自然に踵から着地し、歩幅が広くなって安定します。
5.(×)つま先から足をつくと転倒のリスクが高くなるため、踵から着地するよう助言します。
ささえるラボ編集部です。
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