本日の一問一答
領域:生活支援技術
睡眠薬を服用している高齢者への介護福祉職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
1.アルコールと一緒に服用してもらった。
2.服用後、1時間は起きているように伝えた。
3.日中、ふらつきがみられたので医師に伝えた。
4.通常の量では眠れないと言われたので、追加して飲むように伝えた。
5.体調に合わせて服薬時間を変更した。
解答と解説
■解答
3.日中、ふらつきがみられたので医師に伝えた。
■解説
1.(×)アルコールと一緒に服用した場合、薬物の吸収が促進されて血中濃度が高まり、副作用(有害作用)が出現する可能性があります。
2.(×)服用後10~30分で効果が現れるため、1時間も起きているように伝えることは不適切です。
3.(○)高齢者は代謝機能が低下していることから、薬物の作用が必要以上に残存する可能性があります。日中にふらつきなどの気になる症状がみられたときは、医師に伝えることが適切です。
4.(×)服用量の調整は、医師が行うべき医行為です。利用者の訴えを医療職に伝えることが適切な対応です。
5.(×)服薬時間の変更を判断するのは医師の役割です。体調変化などの情報を医療職に伝えることが適切です。
ささえるラボ編集部です。
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