本日の一問一答
領域:こころとからだのしくみ
死亡直前にみられる身体の変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.関節の強直
2.角膜の混濁
3.皮膚の死斑(しはん)
4.下顎呼吸の出現
5.筋肉の硬直
解答と解説
■解答
4.下顎呼吸の出現
■解説
1.(×)関節の強直は、死後にみられる身体変化です。死後2時間ほどで、顎関節から現れます。
2.(×)角膜の混濁は、死後にみられる身体変化です。死後6時間ほどで出現し、1~2日で最も強くなります。
3.(×)皮膚の死斑は、死後にみられる身体変化です。死後20~30分で発生し、20時間以上経過すると固定されます。
4.(○)死亡直前には、血圧が低下し、胸郭を使った呼吸が下顎を使ったあえぐような呼吸(下顎呼吸)に変化して、呼吸回数も減少していきます。
5.(×)筋肉の硬直は、死後にみられる身体変化です。筋肉内で起こる化学反応により出現します。顎関節から出現して順次全身の筋肉に及び、死後20時間程度で最も強くなります。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。