本日の一問一答
領域:こころとからだのしくみ
抗ヒスタミン薬の睡眠への影響として、適切なものを1つ選びなさい。
1.就寝後、短時間で覚醒する。
2.夜間に十分睡眠をとっても、日中に強い眠気がある。
3.睡眠中に足が痛がゆくなる。
4.睡眠中に無呼吸が生じる。
5.夢の中の行動が、そのまま現実の行動として現れる。
解答と解説
■解答
2.夜間に十分睡眠をとっても、日中に強い眠気がある。
■解説
抗ヒスタミン薬は、アレルギー性疾患、感冒、乗り物酔い、睡眠障害などの治療薬として広く用いられています。
1.(×)抗ヒスタミン作用により脳の活動が抑制されるため、日中でも眠気が生じることがあります。ただし、就寝後短時間での覚醒は起こりにくいといえます。
2.(○)特に高齢者が抗ヒスタミン薬を服用する場合に注意が必要な副作用としては、過鎮静、眠気、ふらつきなどが挙げられます。
3.(×)体内のアレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑制するため、皮膚のかゆみなどの症状を改善します。
4.(×)選択肢の内容は睡眠時無呼吸症候群の説明であり、抗ヒスタミン薬との直接的な関連性はありません。
5.(×)選択肢の内容はレム睡眠行動障害の説明であり、抗ヒスタミン薬との直接的な関連性はありません。
ささえるラボ編集部です。
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