第35回介護福祉士国家試験 対策問題(生活支援技術)
■問題
次の記述のうち、ズボンの裾上げの縫い目が表から目立たない手縫いの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.なみ縫い
2.半返し縫い
3.本返し縫い
4.コの字縫い(コの字とじ)
5.まつり縫い
解答と解説
■解答
5.まつり縫い
■解説
1.(×)なみ縫いは最も基本となる縫い方であり、仮縫いやしつけの際などに用いられます。
2.(×)半返し縫いは、縫い始めや縫い止まりなど、縫い上がりの強度が必要な部分に適しています。
3.(×)本返し縫いは、半返し縫いよりもさらに頑丈に縫えることから、ポケットや肩ひもなどを縫う際に適しています。
4.(×)コの字縫い(コの字とじ)は、表側に縫い目が出ないように布同士をとじ合わせる縫い方です。
5.(○)ズボンの裾上げに適切な手縫いの方法は、まつり縫いです。表側の縫い目が目立たないことから、裾や袖口などの折り代を始末する際に用いられます。
ささえるラボ編集部です。
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