第36回介護福祉士国家試験 対策問題(社会の理解)3
■問題
「障害者総合支援法」の居宅介護を利用したときの利用者負担の考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
1.利用したサービスの種類や量に応じて負担する。
2.利用者の負担能力に応じて負担する。
3.利用したサービス費用の一定の割合を負担する。
4.利用したサービス費用の全額を負担する。
5.利用者は負担しない。
解答と解説
■解答
2.利用者の負担能力に応じて負担する。
■解説
障害者総合支援法における障害福祉サービスの負担金支払いは、利用者の負担能力に応じた応能負担の仕組みになっています。利用者は居宅介護などのサービスを利用した場合に費用を負担しますが、所得に応じた4区分の負担上限月額が設定されており、その月に利用したサービスの量にかかわらず、それ以上の負担が生じることはありません。
よって、1.(×)、2.(○)、3.(×)、4.(×)、5.(×)、となります。
ささえるラボ編集部です。
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