第36回介護福祉士国家試験 対策問題(認知症の理解)3
■問題
現行の認知症サポーターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.ステップアップ講座を受講した認知症サポーターには、チームオレンジへの参加が期待されている。
2.100万人を目標に養成されている。
3.認知症介護実践者等養成事業の一環である。
4.認知症ケア専門の介護福祉職である。
5.国が実施主体となって養成講座を行っている。
解答と解説
■解答
1.ステップアップ講座を受講した認知症サポーターには、チームオレンジへの参加が期待されている。
■解説
1.(○)チームオレンジは、近隣の認知症サポーターがチームを組み、認知症の人やその家族に対する心理面・生活面の支援を早期の段階から行う取り組みです。チームオレンジには、認知症の人もチームの一員として参加します。
2.(×)新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)では、認知症サポーターの人数目標を800万人としていましたが、実際には2022年12月の時点で1400万人を超えています。
3.(×)認知症サポーターは、認知症サポーター等養成事業の一環です。
4.(×)認知症サポーターは、認知症に対する正しい知識を備え、認知症高齢者に優しい地域や社会をつくるために、できる範囲で手助けを行います。認知症ケア専門の介護福祉職ではありません。
5.(×)認知症サポーター養成講座は、都道府県、指定都市、市区町村などの自治体や、職域団体、企業が実施主体となります。
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