本日の一問一答
領域:生活支援技術
介護が必要な利用者の口腔(こうくう)ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.うがいができる場合には、ブラッシング前にうがいをする。
2.歯磨きは、頭部を後屈させて行う。
3.部分床義歯のクラスプ部分は、流水で軽く洗う。
4.全部の歯がない利用者には、硬い毛の歯ブラシを使用する。
5.舌の清拭(せいしき)は、手前から奥に向かって行う。
解答と解説
■解答
1.うがいができる場合には、ブラッシング前にうがいをする。
■解説
1.(○)うがいをすることで口腔内の残渣物を排除し、より効果的にブラッシングすることができます。
2.(×)頭部を後屈させると気管が開いて誤嚥のリスクが高まるため、顎を引いて頭部を前屈させ
た姿勢が適切です。
3.(×)部分床義歯のクラスプ部分は細菌が繁殖しやすいため、専用のブラシなどでしっかりと汚れを取る必要があります。
4.(×)全部の歯がない利用者に対しては、柔らかい毛の歯ブラシや粘膜用ブラシを使用します。
5.(×)舌の清拭は、奥から手前に向かって汚れをかき出すように行います。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。