第35回介護福祉士国家試験 対策問題(社会の理解)
■問題
生活保護制度に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.生活保護の給付方法には、金銭給付と現物給付がある。
2.生活保護の申請は、民生委員が行う。
3.生活保護法は、日本国憲法第13条にある幸福追求権の実現を目的としている。
4.生活保護を担当する職員は、社会福祉士の資格が必要である。
5.生活保護の費用は、国が全額を負担する。
解答と解説
■解答
1.生活保護の給付方法には、金銭給付と現物給付がある。
■解説
1.(○)8種類の扶助のうち、医療扶助と介護扶助は原則として現物給付が行われ、生活扶助、住宅扶助、生業扶助、教育扶助、出産扶助、葬祭扶助については金銭給付が行われます。
2.(×)生活保護の申請を行うことができるのは、本人やその扶養義務者、またはその他の同居親族です。
3.(×)生活保護法は、日本国憲法第25条に規定された生存権の理念に基づいています。
4.(×)生活保護を担当する職員には、社会福祉主事任用資格を求められます。
5.(×)生活保護の費用は、国が4分の3を、地方自治体が4分の1を負担します。
ささえるラボ編集部です。
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