第36回介護福祉士国家試験 対策問題(医療的ケア)2
■問題
消毒と滅菌に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1.消毒は、すべての微生物を死滅させることである。
2.複数の消毒液を混ぜると効果的である。
3.滅菌物には、有効期限がある。
4.家庭では、熱水で滅菌する。
5.手指消毒は、次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
解答と解説
■解答
3.滅菌物には、有効期限がある。
■解説
1.(×)消毒は、菌やウイルスなど病原性の微生物を無毒化することを意味します。すべての微生物を死滅させることは「滅菌」です。
2.(×)複数の消毒液を混ぜることで、消毒効果が弱まったり、有毒ガスが発生したりすることがあります。
3.(○)滅菌物には有効期限が設けられています。滅菌物を使用する際は、滅菌済みの表示、未開封であること、有効期限を必ず確認します。
4.(×)家庭において熱水で行うことができるのは消毒です。滅菌には高圧蒸気や放射線を発生させる専用の設備が必要となるため、普通は一般家庭では行えません。
5.(×)手指消毒にはアルコール(エタノール含有消毒薬)が用いられます。
ささえるラボ編集部です。
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