本日のお悩み
現在の職場で、とある男性利用者様からセクハラを受けています。
私は、お年寄りが大好きでこの介護という仕事を選んだのですが、お年寄りが好きだからこそそういう行為をされるのに耐えられずにいます。
それで、辞めたい旨を上司に伝えたのですが、上司からは「どこに行っても同じようにされるよ」と言われてしまいなかなか辞めさせてもらえないでいます。
もう本当に精神的に限界で出勤すると考えただけで過呼吸になってしまいます。
どうすればいいでしょうか? 教えて頂ければ幸いです。 どうかよろしくお願いします。
介護現場におけるハラスメントへの対策も参考に確認ください
お辛いお気持ちの中、ご質問いただきありがとうございます。
お年寄りが大好きなのに、耐えられないご自分を責めてしまう心情も、過呼吸にまでなってしまう状況、本当にお察しします。
私も以前、介護施設にて従事している際、男性利用者さんの性的な発言や行動に戸惑い悩んだ時期があるので、ほんの少しかもしれませんが、ご質問者様のお気持ちは同じ女性として理解することができます。
現在、出勤することを考えただけで過呼吸になってしまうとのことですが、本当に心身ともに限界になっていらっしゃるのだと思われます。この回答が出る頃にはもう、適切なお医者様へかかられていることを願って止みません。
そんな状態であるのに、上司へご相談しても取り合って頂けない状況は、より一層ご質問者さんを苦しめている要因かと思います。社内でのコンプライアンス窓口が他にありましたら、上司へ相談した旨も含めて、報告をしていきましょう。
もしも、コンプライアンス窓口が見当たらない、人事課も同じ上司という場合は、法務省管轄の「女性の人権ホットライン」という相談窓口があります。ここでは行われた行為がセクハラに該当するのかも含め、相談に乗ってくれる機関になります。
現在の状況ではもう「取り合ってもらえなかった」状態にあるとなると、
労働局の雇用環境均等部(室)への相談も考えられるかと思います。
セクシャルなことは、本当に環境や経験、性自認によって価値観や受け取り方が大きく変わることは事実ですが、質問者さんが我慢して今以上に心身を疲労するのは何としても回避したいと感じます。
言葉にするのも勇気が要ることと思いますが、しかるべきところに、早めにご相談していただくのをお勧めいたします。
ご質問者さんの辛さが少しでも解決していきますように願っています。
ささえるラボ編集部です。
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