本日の一問一答
領域:総合問題
次の事例を読んで答えなさい。
〔事 例〕
Lさん(78歳、女性)は一人暮らしをしている。「もったいない」が口癖で、物を大切にし、食べ物を残さないようにして生活している。
半年前、脳の細い血管が詰まっていることがわかり、入院して治療を受けた。左半身にしびれがあり、右膝の変形性関節症(osteoarthritis)で痛みもあったために、介護保険の申請をしたところ、要介護1になった。
家事はできるだけ自分でしたいという希望から、週に2回、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して、掃除と調理を訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒にしている。
介護保険の申請をしてから半年がたち、更新申請の時期になった。この半年でLさんは、訪問介護員(ホームヘルパー)が来ない日もいすに座って調理をするなど、回復してきている。更新申請の結果、Lさんは要支援1になった。
次のうち、Lさんの介護予防サービス・支援計画書を作成する者として、適切なものを1つ選びなさい。
1.訪問介護事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)
2.生活支援体制整備事業の生活支援コーディネーター
3.地域包括支援センターの主任介護支援専門員
4.訪問介護事業所のサービス提供責任者
5.生活介護のサービス管理責任者
解答と解説
■解答
3.地域包括支援センターの主任介護支援専門員
■解説
1.(×)訪問介護員(ホームヘルパー)は、利用者の自宅を訪問し、介護サービスを提供する専門職です。
2.(×)生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、生活支援や介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を担っています。
3.(○)介護予防サービス・支援計画書は、原則として地域包括支援センターの主任介護支援専門員が作成します。
4.(×)訪問介護事業所のサービス提供責任者は、ケアプランに基づいて訪問介護計画を作成します。
5.(×)障害福祉サービスを提供している事業所に配置されたサービス管理責任者は、利用者の個別支援計画を作成します。
ささえるラボ編集部です。
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