本日のお悩み
施設の取り組みで、職員全員で新年の目標を毎年書くのですが、毎年内容に困ります…何か参考になるものはありませんか??
「はじめの一歩」を掲げてみましょう
新年に目標を設定することは、とても大切なことだと思いますが「書かなくてはいけない」と
「書かされている」という気持ちになってしまうとついつい、億劫になってしまいますよね。
私にも経験があるのでよくわかります。
特に職場では、他者と比較されてしまうのではないかとか身構えてしまい、なかなか出てこないという事もあります。
何とか考えて目標を掲げても、とてもじゃないけれど成し遂げられない…ということも。
■身の丈で目標を考えると良いかもしれません
そこで私がお伝えしたいのは、まずは「目標は誰の為の目標なのか」考えてみることです。
自分個人の目標であれば、他人と違って当然です。ハードルの低い高いもそれぞれ。
また、もしも「職場での自分」の目標を掲げるのならば、自分の身の丈で考えて設定していくことをお勧めします。
例えば、アルファベットも書けないのに「ネイティブレベルの英会話を習得する」という目標を掲げてしまったらどうでしょうか? 現実的な目標設定をしないと難しく感じてしまい、目標自体を投げてしまっているように感じられます。
■克服したいことの「第一歩目」をイメージしてみて
それならば、職場で自分が克服したい事柄の「はじめの一歩」を目標として掲げると、その達成が近くなるのではないでしょうか。
目標がお飾りにならずに、自分自身の向上にかならず結びつけることができるもの、自分自身の職場で課題をまずは見つけていきましょう。
自分が人見知りで会話するのが苦手だと感じるならば「笑顔で自分から挨拶をする」というような目標をあげてみては?
実現可能の積み重ねで大きな目標を成し遂げることができると思います。
・(有)⽻吹デザイン事務所介護事業部アモールファティ代表
・アモールファティスクール⻑
介護福祉⼠/介護⽀援専⾨員/介護技術指導員/⽇本語教員/社会科教員
介護職員実務者教員/社会福祉主事任⽤
理論と経験に基づく「優しく丁寧に美しい介護」を理念に実践的な介護技術研修/コミュニケーション研修及び介護離職防止の為一般企業様向けに「介護セミナー」を実施しています。