本日の一問一答
領域:介護の基本
介護施設におけるプライバシーの保護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.ユニット型施設は個室化が推進されているため、各居室で食事をしてもらった。
2.個々の利用者の生活歴の情報を、ルールに従って介護職員間で共有した。
3.個人情報記録のファイルを、閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。
4.着衣失行があるため、トイレのドアを開けたままで排泄(はいせつ)の介護を行った。
5.家庭内の出来事や会話の内容は、情報に含まれないため記録しなかった。
解答と解説
■解答
2.個々の利用者の生活歴の情報を、ルールに従って介護職員間で共有した。
■解説
1.(×)居室は個室であっても、他の利用者と社会的関係を構築できるよう、食事は共同生活室で行うことが適切です。
2.(○)個々の利用者の情報は、介護サービスを提供する上で必要不可欠なものであり、
プライバシー保護のルールに従って共有することは適切です。
3.(×)個人情報記録を誰でも閲覧できる状態で放置することは不適切です。
4.(×)着衣失行があっても、排泄介助においてはプライバシーを十分に保護し、
心理的負担に配慮して対応する必要があります。
5.(×)家庭内の出来事や会話の内容は、利用者に介護サービスを提供する上で有用な情報となる
可能性があるため、必要に応じて適切に記録します。
ささえるラボ編集部です。
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