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介護職に向いているのはどんな人?求められる資質を知って適性をチェック!

介護職に向いているのはどんな人?求められる資質を知って適性をチェック!

[2024年6月更新]資格やスキルが必要な専門職というイメージのある介護職。しかし、実は適性さえあれば、未経験でもチャレンジできる職種です。介護職への転職を考えている人のために、仕事内容や求められる資質・能力を紹介します。


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執筆者

ささえるラボ編集部

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ささえるラボ編集部です。 福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! 「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。

介護職は未経験からチャレンジできる職種です!

未経験の方にとって、介護業界は資格や特別なスキルが必要な専門的な仕事というイメージがあるかもしれません。
たしかに介護職は専門的な職種ですが、実は未経験からでもチャレンジし、キャリア形成をおこなうことができる職種です。

では、介護職はどのような人に向いているのでしょうか。
この記事では介護職への転職を考えている方向けに、介護職の特徴と、求められる資質を解説します!
これをもとに自分に適性があるかチェックしてみてください。

介護職の魅力と大変なこととは?入職前後のミスマッチをなくそう!

転職の選択肢として介護職を検討するのであれば、まずは大まかな仕事の内容を知っておくことが大切です。
ここでは、介護職の魅力的な面と大変な面の両面を紹介します。

【介護職の魅力】他者貢献、社会貢献ができる仕事!

介護職には複数の魅力がありますが、最大のやりがい(魅力)は利用者さんやそのご家族、さらには地域や社会に対して生活を豊かにする支援を行えるという点ではないでしょうか。
他にも、未経験からスタートできる点や、施設形態や提供しているサービスを選べばライフスタイルに応じた働き方ができる点も魅力です。

「介護業界に踏み出そう!意外と知らない業界の魅力を徹底解説!」では、職種ごとやサービス形態ごとの働き方を簡単に解説しています。転職活動を成功するためにもぜひ参考にしてみてください!

【介護職の大変な点】体力勝負である業務が多い

サービス形態にもよりますが、介護職では利用者をベッドから車椅子に移動させる移乗介助や夜勤など体力勝負の業務があります。
体力に自信がない方は、移乗介助用ロボットを導入している施設を探す、夜勤がない通所型や訪問型の介護施設を探す、昼間のみ勤務可能な施設を探すなど工夫するようにしましょう。

また、人との細やかなコミュニケーションが求められる仕事であるため、人付き合いが苦手だと苦痛に感じる場合もあります。
不安がある方は面接時や施設見学時に先輩方の声を聞いてみてもよいと思います。

介護職に向いているのはこんな人!

では、介護職として働くためには、どんな資質や能力が必要とされるのでしょうか。
次に、介護職に向いている主なタイプをあげていきましょう。

■介護職に向いている人■
1.人と関わることが好きな人
2.相手の気持ちを思いやれる人
3.視野が広い人
4.体力に自信がある人
5.勉強が好きな人 etc.

1.人と関わることが好きな人

介護職は、施設の利用者とその家族、同じ職場で働く職員、医療従事者など、常にさまざまな人と接する仕事です。
そのため、コミュニケーション能力は必須の資質といえます。また、他の職員とのチームワークも重要なので、協調性も求められます。

といっても、必ずしも新人のうちから高度なコミュニケーション能力が必要というわけではありません。コミュニケーション能力は、経験によって磨かれるスキルでもあるので、現時点で人と関わることが好きなら十分でしょう。
特に、親戚や近所の人などの高齢者と話すのが得意な人は介護職向きかもしれません。

さらに、介護職は利用者とその家族の相談に乗ることが多いので、聞き上手であればなおよいでしょう。周囲の友人や知人によく悩みを相談される人は資質がありそうです。

2.相手の気持ちを思いやれる人

日常生活のさまざまなシーンごとに、利用者がどう感じているのか、どう思っているのかを想像し、より良い方法を考えながらケアするのが介護の基本です。
ですから、常に相手を尊重できる、思いやりのある人が向いています。

また、利用者の家族の意見や要望にも耳を傾け、対応する必要があるので、いろいろな立場・価値観の人の気持ちを想像できる力も必要です。

3.視野が広い人

高齢の利用者さんの健康を気遣い、管理することも、介護職の役割のひとつです。
利用者さんのなかには、持病を抱えている人もいるでしょう。
介護職は、「今日はあまり食が進まないな」とか「いつもとは話し方が違う」といった利用者の様子に気づき、医療従事者と連携しながらスムーズに対応する必要があります。

そのため、普段から周囲の人をよく見ていて、変化に敏感な人ほど、介護職に向いています。
たとえば、友人や職場の同僚が髪型を変えたことにすぐ気づく人や、体調が悪そうな人が周りにいるときに声をかけることができる人は、このタイプといえるでしょう。

4.体力に自信がある人

介護職は体が資本の仕事です。そのため基本的には、毎日元気に働ける体力があって、健康であることが条件です。
シフト制で人材を配置していたり、移乗介助を行ったりするため、極端に体力がない人には向いているとはいえません。

ただし、比較的体への負担の少ない施設を選ぶ、パートタイム勤務にするなど、自分の体力に合わせて職場や働き方を選ぶことも可能です。
ちなみに、要介護度の高い利用者が中心の介護老人福祉施設(特養)より、要介護度の低い利用者が多い通所介護(デイサービス)施設や通所リハビリテーション(デイケア)施設、訪問介護施設の方が、介護職の身体的な負担は少なくなる傾向があります。

また、入居型の特養は夜勤がありますが、通所介護や通所リハビリテーションは日中の勤務のみで夜勤がないのがメリットです。訪問介護でも、夜間対応をしていない事業所であれば夜勤はありません。

転職にあたって体力面で少し不安を感じる人は、まずは通所介護や通所リハビリテーション、日中の勤務中心の訪問介護といった事業所で、介護職としてのキャリアをスタートさせるとよいでしょう。

5.勉強が好きな人

必須のスキルというわけではありませんが、学生時代にコツコツ勉強するのが好きだった人や資格を取るのが好きな人など、勉強好きな人も介護職向きです。
というのも、介護職には、利用者のケア方法や認知症の症状に関する幅広い知識が必要だからです。

また、そうした情報は更新されていくので、継続的に勉強しつづけることが好きであれば、適性がありそうです。知識の更新ももちろんですが、資格の取得を目指すと昇給やキャリアアップにも繋がるので、介護業界でキャリア形成を行うには、学び続けることが大切です。

まとめ:スキルは転職後に高めることも可能。適性をチェックしたうえで前向きに検討を

今回紹介した資質が複数当てはまる人や、全部当てはまる人は、かなり介護職への適性があるといえるでしょう。

ただ、これらはあくまで参考程度で、最初から全ての要素を備えていないと介護職になれないというわけではありません。
たとえば現時点でコミュニケーション能力に自信がなくても、実際に介護の現場で日々、人と接することで、スキルを高めていくことはできます。

また、相手を思いやる、周囲の人の変化に気がつく、落ち着いて待つといった要素は、意識するだけでもある程度できるようになるものです。
最低限、人と関わることが苦にならず、健康で体力に自信があれば、介護職として活躍できる可能性は十分にあります。

この記事を読んで「介護職に向いているかも」と思ったら、さらに情報収集をして介護職への理解を深めて転職を検討してみましょう。
介護職として働いている友人や知人に話を聞くと、より具体的に介護の仕事をイメージすることができますよ。

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