第35回介護福祉士国家試験 対策問題(生活支援技術)
■問題
夜勤のある施設職員が良質な睡眠をとるための生活習慣に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.夜勤に入る前には仮眠をとらない。
2.寝る前にスマートフォンでメールをチェックする。
3.朝食と夕食の開始時間を日によって変える。
4.夜勤後の帰宅時にはサングラス(sunglasses)をかけるなど、日光を避けるようにする。
5.休日に寝だめをする。
解答と解説
■解答
4.夜勤後の帰宅時にはサングラス(sunglasses)をかけるなど、日光を避けるようにする。
■解説
1.(×)体力や集中力を維持するためには、夜勤に入る前にしっかりと仮眠を取ることが大切です。
2.(×)眠りが浅くなり、睡眠の質に影響するため、就寝前にスマートフォンやパソコンを使用してブルーライトを浴びることは避けます。
3.(×)概日リズム(サーカディアンリズム)を乱さないよう、食事時間を含め、できるだけ規則正しい生活を送ることを意識します。
4.(○)日光には覚醒作用を有するホルモン(セロトニン)を分泌する作用があるため、サングラスを使用して太陽の光を避けることは、夜勤明けの入眠を助けます。
5.(×)寝だめすることで睡眠のリズムが崩れ、睡眠の質を下げる原因となってしまいます。休日に過度な睡眠を取るよりも、毎日確実に睡眠時間を確保することが大切です。
ささえるラボ編集部です。
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