第36回介護福祉士国家試験 対策問題(こころとからだのしくみ)6
■問題
褥瘡(じょくそう)の好発部位として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.側頭部
2.頸部(けいぶ)
3.腹部
4.仙骨部
5.足趾部(そくしぶ)
解答と解説
■解答
4.仙骨部
■解説
1.(×)側臥位の場合は、側頭部よりも耳介部の方が骨が突出して圧迫を受けやすい部位となります。
2.(×)頸部の周囲では、仰臥位の場合は肩甲骨部、側臥位の場合は肩鎖関節部が褥瘡の好発部位となります。
3.(×)腹部は骨の突出がないため、仰臥位でも側臥位でも圧迫を受けにくい部位です。
4.(○)骨が突出した仙骨部は、仰臥位において最も褥瘡が発生しやすい部位となります。側臥位においては大転子部にも好発します。
5.(×)足趾部には仰臥位や側臥位で持続的に体重がかかることがないため、褥瘡の発生しにくい部位だといえます。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。