第36回介護福祉士国家試験 対策問題(障害の理解)7
■問題
「障害者虐待防止法」における、障害者に対する著しい暴言が当てはまる障害者虐待の類型として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者虐待防止法」とは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
1.身体的虐待
2.放棄・放置
3.性的虐待
4.心理的虐待
5.経済的虐待
解答と解説
■解答
4.心理的虐待
■解説
1.(×)身体的虐待には、たたく、殴る、蹴るなどの暴行や、正当な理由のない身体拘束などが該当します。
2.(×)放棄・放置(ネグレクト)には、食事を与えない、入浴させない、必要な医療やサービスを受けさせないなどの行為が該当します。
3.(×)性的虐待には、性的な行為の強要や、一方的にわいせつな言葉を聞かせたり、映像を見せたりすることなどが該当します。
4.(○)著しい暴言や拒絶的な対応により精神的苦痛を与えることは、心理的虐待に該当します。
5.(×)経済的虐待には、財産の不当な処分や、財産上の利益を不当に得ることなどが該当します。
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