本日の一問一答
領域:生活支援技術
一戸建ての住宅に暮らす利用者の地震対策に関する訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 家具には、キャスターをつける。
- 書棚の上部には、重い物を収納する。
- 食器棚は、ガラス扉を外す。
- 外への避難経路は、玄関の1方向とする。
- 非常時に持ち出す物は、リュックサックにまとめておく。
解答と解説
■解答
5.非常時に持ち出す物は、リュックサックにまとめておく。
■解説
1.(×)キャスターを付けた家具は、地震の際に動いて不安定になります。L字金具や家具転倒防止用品などを用いて、家具を固定することが適切です。
2.(×)上部に重い物を収納すると、書棚が倒れやすくなってしまいます。重心を低くするため、重い物を下部に、軽い物を上部に収納するよう指導します。
3.(×)ガラス扉を外すと、揺れにより食器が飛散してしまいます。ガラスには飛散防止フィルムの貼付、扉には開放防止器具の設置などを指導することが適切です。
4.(×)外への避難経路は、複数確保しておくよう指導します。
5.(○)非常時の混乱を軽減するためにも、平常時から持ち出し品を準備しておくことが大切です。両手が自由に使えるリュックサックは、安全な避難行動に有用です。
ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。