本日の一問一答
領域:保健医療サービス分野
検査について適切なものはどれか。2つ選べ。
1.高齢者では膝などの関節が十分に伸びなくなるので、BMI(Body Mass Index)は本来の値より小さくなる。
2.CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きているときに低下する。
3.ヘモグロビンA1cの値は、過去6か月間の平均血糖レベルを反映している。
4.腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされる。
5.24時間心電図(ホルター心電図)検査は、不整脈がある場合や狭心症が疑われる場合に行われる。
解答と解説
■解答
4・5
■解説
1.(×)膝などの関節が十分に伸びなくなり、見かけ上の身長が低くなるため、BMIは本来の値よりも大きくなります。
2.(×)CRPは、細胞傷害や炎症などが起こると血液中に増えるたんぱく質であり、非特異的な器質性疾患の血液マーカーとして用いられます。
3.(×)ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月間の平均血糖レベルを反映しています。
4.(○)選択肢の通りです。さらに、血中脂質異常、高血糖、高血圧のうち2つ以上に該当した場合、メタボリックシンドロームと診断されます。
5.(○)選択肢の通りです。短時間の心電図検査では検出が難しい不整脈、日常生活の動作中に発生する不整脈を調べるため、小型機器を装着したまま24時間を過ごします。
ささえるラボ編集部です。
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